こんにちは!フリーランスエンジニアのサカイです。
「フリーランスになって年収が上がったのに貯金がたまらない・・・。」
そう感じたことはありますか?
フリーランスエンジニアって、年収700~900万円の人はザラにいますが、
必ずしも貯金が貯まるわけではないんですよね。
全て使い果たして納税できなくなったなんて話も聞いたりします。
まあ、そこまでは無いでしょうが、
せっかくの高収入なのに貯金が貯まらないと、将来の不安が消えないですよね?
僕自身、年収の割には貯金がたまらないことに対して、色々と試行錯誤していましたが、
やっと結論が出ましたので、ご紹介します。
1.貯金なしフリーランスにならない為の2つの注意点
①:金持ちだと勘違いしない

フリーランスの年収は、一般のサラリーマンの年収と比べると高いです。
中小企業の中間管理職と言われる人の年収は600万~700万ぐらいですし、
ある程度偉くなっても800万ぐらいと言われています。
そんな世の中で年収700万~900万のフリーランスエンジニアはザラにいます。
こんな状況だと勘違いする恐れがあります。
そんな錯覚を起こす可能性があります。
恥ずかしながら僕もちょっと思ってしまいました・・・。
思うだけなら自由なんですが、自分が裕福になったと勘違いすると、
変な見栄を張ったり、物欲が大きくなって、財布の紐が緩んでしまうんですね。
「気持ちが大きくなる」ってやつです。
- 年収が増えたんだから、ちゃんとした服を着ないと
- 年収が増えたんだから、これからはちゃんとした家具にしよう
- 年収が増えたんだから、教育に力を入れよう
- 年収が増えたんだから、もっと健康に投資しよう
どれも正論っぽく聞こえる内容ですが、
「年収が増えたんだから」と無思考でお金かける状態になっています。
お金をかければ良いってもんじゃありませんし、
今はお金をかけなくても、それなりも物が手に入ります。
メルカリのように中古品を簡単に手に入れることもできます。
ひもじい生活をするってことではなく、
お金持ちになったと勘違いして、無思考でお金を使うことが愚かだということですね。
年収700万~900万なんて金持ちでも何でもありません。
『お金持ちの教科書』によりますと、
年収3000万ぐらいまでは生活レベルが変わるほどの変化は無いようです。
- 年収1000万以上:小金持ち
- 年収3000万以上:お金持ち
上記の定義で考えた時、年収1000万にも満たない状態で
金持ちになったと錯覚するのは勘違いも甚だしいわけです。
資産が何千万、何億とあるなら年収だけで判断するものではありませんが、
貯金が出来ていない状態で金持ちと錯覚するのはイタさの極みです。
その気持ちの高ぶりをいったんクリアしましょう。仕切り直しです。
改めてスタート地点に立ち、賢いお金の運用を考えましょう。
②:自己投資を正当化し過ぎない

年収が高い人はそれなりに努力家の人が多いです。
そしてお金に対する感覚もそれなりに備えています。
「投資と浪費」「生き金と死に金」
このあたりを意識してお金を使っています。
僕自身、自己投資や人との付き合いには、あまり遠慮せずお金を使ってきました。
本だけでも200万ぐらいは使ってきたと思いますし、
そのおかげでの今の年収だと思っています。
ただここで注意点。
自己投資というと、その言葉だけで自分の中で正当化されて、
あまり深く考えずにお金を出してしまうんです。
「良いことに使っている」と思っているから罪悪感が無く、
簡単に財布の紐が緩くなっていきます。
自己投資は重要なことですし、常に自分を磨き続けることも重要なことです。
でもだからといって、
何でもかんでも「自己投資だから」とお金を払うのは賢くありません。
今はすごく恵まれた時代になっています。
- YouTube
- 色んなサイト(Qiitaとか)
- 色んな無料アプリ
- ポッドキャスト
- 図書館
無料でこんなにもたくさんの情報源がある時代です。
さらにアマゾンやブックオフでは、低額で本を購入することだってできます。
「無料で」「低額で」情報が手に入る時代に
何でもかんでも「自己投資だから」といって、
お金を出すのは、向上心ではなく賢さの欠如です。
難しい所ですが、逆に
お金を払わないと手に入らない情報に対して躊躇することも危険です。
セミナーだったり、何かの会合だったり。
せっかくのチャンスを失うことにもなりかねません。
要するに「何でもかんでも自己投資」からの卒業ということですね。
1つ1つに対して「お金を払う必要性」を見極める。
フリーランスは事業主ですしね。
- お金をかけずにできることは一銭も払わない
- 払う必要性があればバシッと払う
この感覚を身につけると、自己成長を止めることなく、
必要以上の支出を抑えることができます。
注意点のまとめ:無思考から脱出せよ
- 金持ちだと勘違いする
- 自己投資の正当化
内容は違いますが、
「年収が上がったことにより、無思考でお金を払うようになる」
という共通点があります。
何かと理由を付けてお金を必要以上に払う。これは投資と勘違いした浪費です。
1回ここで仕切り直して、改めてお金を大切に使い始めることをおススメします。
2.おすすめの貯金の仕方

いかがでしたでしょうか?
「これからは貯金できそうだ!」って思いましたか?
そんなに思わないですよね?
そりゃあ、そうです。そんなにガラッと変えられたら苦労しません。
- 金持ちだと勘違いする
- 自己投資を正当化し過ぎる
この2つのマインドは確実に見直すことをおススメしますし、
マインドが変わるだけで大きく支出が減ることは確かです。
しかし、貯金が増えるようになる為には、
もっと確実に増える体制を整える必要があります。
それが「積立」です。
マインドだけの力で貯金しようなんてハードルの高いことをせずに、
さっさと自動的に引き落とされるようにしてしまえば良いだけの話です。
そしてフリーランスには、ちゃんと積み立てができる制度があります。
今って資産運用やら何やらと色々情報ありますが、
負担に感じると思いますので、いったん置いておきましょう。
まずは小規模企業共済です。
これを貯金の第一歩にしましょう。
小規模企業共済制度とは、
小規模な企業や個人事業主の為の退職金積み立て制度です。
月々1,000円~70,000円まで500円単位で設定することができますし、
途中で掛け金の金額を変更することもできます。
この制度に申し込めば自動的に引き落とされるので、
貯金のストレスを感じることなく、お金を使えるようになります。
貯金が苦手な人にとっては、そういう状態を作ることがベストです。
「決意を新たにする」なんて無駄に終わることはさっさと辞めて、
積立に申し込みましょう。
ちなみに、小規模企業共済は所得控除の対象になるので、
節税効果もあります。
税額を減らすこともできるのですから、支出削減につながります。
フリーランスならではの有効な貯金方法なので、おススメですよ。
まとめ
- 自己投資には、無料や低額の情報源を活用する
- 「金持ちではない」ことを自覚する
- 小規模企業共済制度に申し込む
フリーランスエンジニアは、ちゃんと収入はありますので、
調子に乗らずに体制を整えれば、確実に貯金はたまっていきます、
この機会に見直してみて下さいね!
それでは、快適なエンジニアライフを!
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