フリーランスエンジニアになるメリット、デメリット

こんにちは、フリーランスエンジニアのサカイです。

今回はフリーランスエンジニアになる
メリット、デメリットについてご紹介します。

フリーランスに興味がある人は多いと思いますが、
ちゃんとメリット、デメリットを分かった上で独立しないと、
「こんなはずじゃなかった・・・」なんてことになりかねません。

もしあなたが独立を考えていらっしゃるのであれば、
今回ご紹介する内容を参考にして頂ければと思います。

僕は業務委託として顧客の企業に常駐して仕事をするスタイルのフリーランスなので、
その前提で読んで頂ければと思います。

1.メリット

①収入が上がる


フリーランスに魅力を感じる大きな要素の1つが収入です。

以下は、転職サイトDODAの2018年 平均年収ランキングです。
平均年収ランキング

プロジェクトマネジャーが8位に入ってますね。
そのプロジェクトマネジャーの平均年収は「659万」と紹介されています。

業種としてもITは1位です。平均年収は「461万円」です。

ちなみにSE/プログラマの平均年収は「428万円」となっています。

フリーランスエンジニアの場合、だいたい単価が60万~80万あたりが相場なので、
年収で言えば720万~960万ですね。

プロジェクトマネジャーなら年収1000万以上も全然ある話です。

サラリーマンのエンジニアとやっていることが変わらないのに、
ここまでの年収差なのですから、あきらかにメリットですね。

税金とか保険とか色々計算しても、
やはりフリーランスの方が自由に使える金額は多いでしょう。
僕もしっかり収入が上がりました。

ちなみに手取りの内訳に関しては、こちらの記事でまとめています。

フリーランスエンジニアの年収・手取りって、実際どのくらい?

2018年7月30日

②税金をコントロールできる


フリーランスの場合、自分で確定申告をする必要があります。

自分でやるということは、
自分で税金をコントロールできるということでもあるんですね。

所得税はざっくり言うと「収入ー経費ー控除」に対して計算されます。

なので経費や控除の金額が大きいほど、
所得税をおさえられる、つまり節税できるということなんです。

更には所得によって住民税の額も変わってくるので、
結構な違いなのです。

仕事に関わるものは全て経費として計上できますし、
控除の対象になるものを使えば税金の額が大きく変わります。

フリーランスになれば自分で判断して決められるので、
お金の面でのメリットを得られます。

ただし、メリットと感じられるかどうかは自分次第です。

経費にできる、控除に該当する、
そんなことを知らないまま損しているフリーランスの方も多いでしょう。

フリーランスになるのであれば、
経費、控除について調べておくことをおすすめします。

フリーランスエンジニアになって初めての確定申告で知っておきたいこと

2018年3月11日

③上司、部下がいない


サラリーマンエンジニアであれば、必ず上司か部下がいます。

必ずしも良い上司に恵まれるわけではありません。

上司に不毛な作業、理不尽な要求をされることもあります。
無駄に傷つくようなことを言われることもあります。

それって無駄なエネルギー消費です。
ある程度は人生勉強になりますが、あくまである程度です。

部下を持つこともとても勉強になるので、経験はした方がいいと思います。

ただ部下を持つと開発よりも管理がメインになってくるので、
開発に専念したい場合「管理業務をする必要がない」という点が、
フリーランスのメリットになります。

④色んな経験ができる


フリーランスは自分で参画する案件を選ぶことができますし、
終了の希望も出すことができます。

もちろんコロコロ変わっていては顧客に迷惑がかかりますし、
職務経歴書に短い経歴ばかり書かれていて、
面談の時に印象が良くないので、ちゃんと考える必要はあります。

ただサラリーマンエンジニアの場合、
「数ある案件の中から自分で行きたい案件を選ぶ」なんてことはできません。

また、異動の希望も叶わず、
何年も同じ現場で塩漬けにされるなんてことも珍しくありません。

そんなことではモチベーションが続くはずもありませんし、
成長もしないまま年数だけを重ねることになります。

気がつけば、
開発歴が長い割に対してスキルがないエンジニアに、、、。

自分が興味を持てる案件、成長できる案件を
自分を選びながらキャリアを築けるのはフリーランスの大きなメリットです。

ただこれも自分次第です。
フリーランスでもキャリアを考えずに活動していれば、成長しないままですので。

⑤出世という価値観からの解放


フリーランスには「出世」というものがありません。
フリーランスになって出世欲が無くなったことは、僕にとってとても大きな変化でした。

出世という価値観が会社に存在すると、とても苦しいですよね。

自分に出世欲がある場合は、会社が認めてくれないことに苦しむし、
自分に出世欲が無い場合は、会社にダメなやつだと思われて煩わしいですから。

評価される点はフリーランスも一緒ですが、
フリーランスの場合は「求められているスキルに達しているか?」と
基準がハッキリしているので、わかりやすいし気持ちもモヤモヤしません。

サラリーマンの場合は、会社の色んな基準をクリアし、
更には社内政治にも勝ち残っていく必要があります。

社内政治に向き合う時期があることは、僕としてはいい経験になると思っています。

ただ結構なエネルギーを使っていたので、今は心が軽やかです。

あと資格の勉強とか何とか
自分が本当に求めているわけではない勉強も不要になったので、
好きなことだけに時間を使えるようになりました。

⑥事務作業が減る


サラリーマンの場合、色んな申請書、報告書が結構ありますよね。

1つ1つはちょっとした書類でも変に時間とられますし、
急に提出、または承認を求められてペース乱されることもあります。

下手すると、それだけで1日使う日があったり・・・。

フリーランスになると、一気に解放されます。
作業報告書などのちょっとした書類だけになるので、
開発以外のことに変に時間をとられません。

フリーランスとしての経費は、
家にいるちょっとした時間に処理すればいいので開発に全く影響でません。

フリーランスになってからは開発に1日集中できるので、
清々しい疲れで1日を終えられます。

事務処理だけで終わった日って、
「開発進まなかった・・・。今日は一体何をやっていたんだろう・・・。」
というグッタリ感だけが残りますからね。

⑦家族との時間が増える


僕はフリーランスになって、大幅に家族との時間が増えました。

常駐なので生活サイクルが大きく変わったわけではありませんが、
残業もほぼなくなり、サラリーマン時代にあった社内行事や付き合いの飲みが激減したので、
家族と過ごせる時間が増えました。

以前は仕事から帰ってきた時、娘の寝顔を見ることの方が多かったですが、
今は娘が起きているので、遊んだりお風呂入ったりしています。

ただ、あんまり家にばかりいると「亭主元気で留守がいい」と言われてしまうので(笑)、
客先に常駐する今のスタイルがベストなバランスかと思っています。

残業と家族との時間はどちらが大事でしょうか?

2018年4月10日

⑧未来へのイメージが広がる


フリーランスは自分の人生について自由に決められます。
そうなると自分の中に色んな可能性を考えることができます。

人によっては、それを重荷と思うのでしょうが、
そういう人はサラリーマン向きなのでしょう。

もちろんサラリーマンだって人生を自由に決めていいわけですが、
どうしても会社の枠の中での未来しかイメージできなかったりします。
会社の基準、上司の価値観を考慮しないわけにはいかないので。

だから完全に心が解放されているわけではないんですよね。

  • 会社の中でどうなっていくか?
  • 会社自体をどうしていくか?
について考えること自体は勉強になるし、
会社で作るキャリアに夢を持つこよは素晴らしいと思います。
実際、僕も会社の中に夢を見ていた時期もありました。

だから否定をするわけではないけど、
実際フリーランスになってみたら頭の中がすごく軽やかになって、
ワクワクで溢れるようになってしまったのです。

今まで「マスト」が多くの基準になっていたものが、
「ウォント」だけで決められるようになった感じです。

一応の補足ですが、サラリーマンでも好きなように立ち回り、
好きなように仕事している人もいるでしょう。

反対にフリーランスなのに特にこだわりなく、
サラリーマンのように働いている人もいます。

だから一概に、サラリーマンだから、フリーランスだからということだけで
すべてが決まるという思いません。

「自分次第」という点は、どちらも同じだと思います。

でも僕のように色々とやりたいことがある場合、会社という枠は少し狭かったようです。

2.デメリット

①確定申告が面倒

フリーランスになると、税金とか保険とかの手続きがあります。

フリーランスになる時の年金、保険の変更手続きや、
毎年の確定申告など。

納税についてはサラリーマンの場合、全部会社がやってくれます。
面倒なのは年末調整の書類書くぐらいでしょうか。

フリーランスになったからといって、
日々事務作業におわれるなんてことはありませんが、
確定申告の時にちょっと面倒くさいですね。

はじめての確定申告は色々と迷うことが多く、ストレスでした。

でもこれは結局慣れの問題です。
そして今は会計ソフトがあるので、ソフトを使えば大した苦労はありません。

知識を身につけるのは大切なことですが、
作業に追われるのは賢くありません。

そんなお金のかかることではないので、
ソフトを買ってノンストレスで事務処理をしましょう!

僕はfreeeを使っています。
結局最初から使えば良かったと思っています。

会計ソフトはfreeeとやよい会計が有名ですが、
ググった結果、freeeの方が素人向けらしいのでfreeeにしました。

会計素人の僕でも使えたので、会計が苦手な場合はfreeeがおススメです。

②ローンなどの審査に通りにくい


フリーランスになると社会的な信用度が下がります。

公務員やサラリーマンに比べると、不安定だと思われているわけです。

その為「クレジットカードの審査や住宅ローンの審査に通らない」
なんてことも耳にします。

ただそんなに悲観的に考える必要はありません。

僕はフリーランスになった後、クレジットカードの審査に通りました。
また今だと主婦やフリーターの方向けのカードもあるようなので、
特に選ばなければカードを作ることは可能です。

住宅については、不動産会社の営業さんに聞いた限りでは、
例えば賃貸でアパート、マンションに住みたい場合、
必ずしも個人事業主というだけで審査NGとは限らないようです。

まあ、個人事業主というだけで審査NGという大家さんもいるみたいですが、
そんな人はこっちからお断りですよ(笑)

カードにしても、住宅にしても、
時代が個人を受け入れやすくなってきているので、
やりようはあるということです。

住宅ローンの審査はフリーランスになってからやっていませんが、
そもそも家を買う必要はありません。

「金持ち父さん貧乏父さん」で
「中流は資産と勘違いして負債を買う」と書いてありました。

「ガーン、、、俺のことだぁ~。」とガックリしました。
まあ、買ってしまったものはしょうがないですけどね、、、。

すいません、話がそれましたが、
フリーランスになってもろもろの審査が通りにくくなるとしても、
今の時代は色々やりようがあるので、そんなに悲観することではありません。

③同僚がいない


フリーランスは自分一人なので、悩みなどを相談できる人がいません。

同僚がいればちょっとした愚痴や悩みなども言い合えるので、
ストレスを溜めずに済んだりします。

また上司がいないことをメリットにあげましたが、
上司は励ましたり悩みを聞いてくれる存在でもあるので(人によりますが)、
上司がいないことはデメリットととも言えます。

サラリーマンでも孤独な人は孤独ですが、
フリーランスはより孤独な状態になりやすいです。

フリーランスでも現場の中で仲良くなった人と
現場についての愚痴や悩みを言い合えることはあります。

ただ立場が違うことや、守秘義務などもあるので、
話せる内容に少し制限はかかってきます。

「人間関係なんて煩わしいよ」 という人でも
悩みが無いなんてことはありませんし、
いざという時に話せる人はいた方がいいでしょう。

そういう意味で
エージェント会社に登録しておくことは、すごく重要です。

現場で困った時にはエージェントさんに相談に乗れますし、
内容によっては顧客との調整もしてくれますので。

④健康診断


大きなデメリットではありませんが、
サラリーマンの場合、健康診断を受けていないと会社から煽られます。

フリーランスでも健康診断を受けることはできますが、強制力がないので、
自己管理が苦手な場合、長期的にはデメリットになるでしょう。

フリーランスは病気になったら収入がストップしてしまうので、
健康維持はかなり重要な要素になります。

3.フリーランスなってもサラリーマン時代と変わってないこと

最後にフリーランスとサラリーマンで特に変わりないことをご紹介します。

「業務委託として客先に常駐している」ことを前提とした内容なので、
リモートで作業しているフリーランスには該当しない点もあります。

①生活サイクル


常駐なので、仕事の内容や生活サイクルに大きな変化はありません。

生活サイクルという点では、
お客様の会社で常駐するサラリーマンエンジニアと何らかわりありません。
契約形態、所属が違うだけ。

逆にいうと、契約形態、所属の違いだけで
収入に大きな違いがあるのはフリーランスのメリット
になりますね。

②通勤電車


生活サイクルが変わらないので、電車通勤すること自体は変わりません。

現場によっては、フリーランスになっても変わらず
ラッシュにもまれるなんてこともあるでしょう。

ただフリーランスの場合、通勤を考慮して案件を選べるので、
この「選べる」という点が大きな違いです。

場所だけでなく、10時からの現場もありますので、
ラッシュを避けたり、混まない路線で行ける現場を選べるわけです。

③開発で求められること


サラリーマンだから、フリーランスだから、パートナー会社だから、
の違いで何か求められること、できることが変わるということはありません。

  • 正社員しかやってはいけない作業
  • 正社員だけのミーティング
もありますが、数えるほどですし、そういうのはたいがい何かの申請作業や、
つまらない会議だったりするので、むしろできない方がいいですね。

開発では、現場に入れば、
みんながチームの一員なので、立場は関係なくなります。

サラリーマン時代にも、
パートナーさん、フリーランスの方と一緒に開発をやらせて頂きましたが、
結局現場で重宝されるのは「スキルのある人、仕様に詳しい人」です。

正社員だって、使えなければ不要ってことになります。
まあ簡単にクビにはならないでしょうが、異動にはなるでしょうね。

1つフリーランスならではということをあげるなら
「即戦力として現場に入る」ことですね。
なのでそれだけのスキルを備えておく必要があるでしょう。

まとめ

メリット

  • 収入が上がる
  • 税金をコントロールできる
  • 上司、部下がいない
  • 色んな経験ができる
  • 出世という価値観からの解放
  • 事務作業が減る
  • 家族との時間が増える
  • 未来へのイメージが広がる
デメリット

  • 確定申告が面倒
  • ローンなどの審査に通りにくい
  • 同僚がいない
  • 健康診断
サラリーマンと特に変わらないこと

  • 生活サイクル
  • 通勤電車
  • 開発で求められること

カードや住宅の審査の件以外は
自己管理ができていればデメリットにならないでしょうし、
できていなくても今から身につけることができます。

審査の件についても、
これから時代がどんどん個人を受け入れる状況になってくるでしょう。

僕はフリーランスになってから

  • 「サラリーマンの方がよかったな・・・」
  • 「サラリーマンに戻りたいな・・・」

という点は思いつきませんし、0.1秒も思ったことはありません。

あなたが自分のキャリアを考え、自己管理ができる方なら、
フリーランスはオススメですよ!

それでは、快適なエンジニアライフを!

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