こんにちは!フリーランスエンジニアのサカイです。
- 今後エンジニアの需要が伸びる!
- プログラミングなんて短期学習でマスターできる!
そんな謳い文句に魅力を感じ、エンジニアに挑戦する人が増えているようです。
同時にエンジニアに挫折する人も増えているようですね。
今のあなたは大変な状況ですか?挫折しそうな状況でしょうか?
エンジニアという仕事は魅力的ではありますが、同時に厳しい側面もあります。
僕は今までキャリアの中で挫けそうになることが何度もありました。
でも、今は続けてきて良かったと思っています。
そして今、自分のキャリアを振り返って、挫折について思うことが3つあります。
今回はその3つの内容をシェアしたいと思います。
もしあなたが今エンジニアという仕事に挫折しそうな状況でしたら、
一度読んでもらえたらと思います。
1.向き不向きは考えなくていい

もしかしたら、あなたは以下のようなことを思っているかもしれません。
- 「プログラミングがなかなか身につかない、、、」
- 「専門用語をなかなか理解できない、、、」
- 「自分はエンジニアに向いていない、、、」
色々と上手くいかずに落ち込むことがあるかもしれませんが、
全く気にする必要はありませんよ。
実際のところ、エンジニアという仕事はちょっとやったぐらいでマスターできるような仕事ではありません。「プログラミングができたら仕事も楽勝!」という訳でもありません。
覚えることはたくさんありますし、当然時間がかかります。
最初はできなくて当然なのです。あなたに能力が無いかどうかなんて考える必要はありません。
1年、2年と続けていれば少しずつ仕事についていけるようになります。
ですので最初の覚えが悪くても、あなたがエンジニアを続けたいなら気にしないことです。
僕自身は、なかなか厳しい条件でエンジニアの世界に入りました。
- 文系出身
- 未経験で30歳からスタート
- 特に趣味でプログラミングをやっていたわけでもない
- パソコン自体の操作も苦手
文字通りゼロからのスタートでしたし、入社した当初、内容はサッパリわかりませんでした。そして上司や周りの人から「向いていない」と言われたことも一度や二度ではありません。
ですがなんだかんだで11年続けられています。
今でも自分自身センスのある方だとは思っていませんが、それでも仕事で評価を得てきました。
ですので「今できていない」からといって「向いていない」とは考えなくて良いです。
最終的にできるようになれば良いのです。
もしかしたらあなたも上司や先輩から「向いていない」と言われたことがあるかもしれませんが、それは言っている側のエゴか、嫌味か、ただのパワハラか、、、とにかくあなたのことを思っての発言ではないので、気にするのはやめましょう。
入社当時は覚えが悪くても、1年、2年と経つにつれて頼られる存在になっていくエンジニアを何人も見てきました。もちろん個人差はありますが、続けていればみんな戦力として活躍できる存在になります。
大切なのは「あなたがエンジニアの仕事に魅力を感じているか?」です。
「コードを見るだけで吐き気がする。パソコンを見るのも嫌だ・・・。」ということであれば無理に続ける必要はありませんが、「今の仕事で上手くいかない」「向いていないと言われた」だけであれば今やめてしまうのはもったいないので、もう少し続けてみることをおすすめします。
続けていれば少しずつできるようになりますし、少しずつ自信も付いてきます。
ですがやはり急にできるわけではないので、まずは根気よく3年続けてみてはいかがでしょうか?
2.今の職場が合っていないだけかもしれない

「今の職場で上手くいっていない=エンジニアに向いていない」とは言い切れません。
エンジニアの業種、職種は色んな種類があるので、
単純に「今の業務があなたに合っていない」だけの可能性もあります。
エンジニアの種類については以下の記事で紹介していますので、参考にしてみて下さい。
今の業務はあなたがやりたかった業務ですか?あなたに合っていると思いますか?
職場の雰囲気があなたに合っていない可能性もあります。シーンとした職場、ガヤガヤした職場、ピリピリした職場、厳しい人達ばかりの職場、アットホームな職場、、、色んな雰囲気がありますので。
中には人に指摘したり、人を責める傾向が強い職場もあります。今のあなたの職場がそのタイプであれば、職場の雰囲気があなたに劣等感を感じさせやすくしている可能性もあります。
もし今の会社がIT系の1社目であれば、転職を考えてみるのもありです。
転職する場合、退職前に以下をやっておきましょう!
- 自己分析をしっかりやる
- 転職フェア、企業説明会にいって、色んな会社の話を聞く
- 希望する職種のスキルを磨いておく
転職する場合は、改めて「あなたの本当に求めているもの」「あなたの適性」を分析しましょう。そして転職フェア、企業説明会に行って、たくさん話を聞くことです。会社によって業務内容やカラーが様々だということがわかります。
そして自分の進みたい方向性が決まったら、必要なスキルを磨いておきます。
たとえば組み込みからWebに進みたいなら、RubyかPHPの勉強をやっておきましょう。
次の会社で失敗しないためには、しっかりとした準備が必要です。
3.自分の適性に合ったキャリアを作ることができます

エンジニアというと「=プログラマー」というイメージが強いかもしれません。
しかしプログラミングはエンジニアの仕事の一部にすぎません。
そしてIT業界の誰もがプログラミングをするわけではありません。
エンジニアの世界は実に多種多様な仕事に分かれています。
そのため、自分の希望や適性に合ったキャリアを作ることが可能です。
「キャリアを自分で作っていける」という点はエンジニアという仕事の一つの魅力です。
たとえばあなたがコミュニケーション能力の高い方なのであれば、
最初はプログラマーをやっていたとしても、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーなど、人をまとめる仕事に移ることができます。
また企画に興味があるのであれば、たとえばゲーム業界では
ゲームプログラマーからスタートし、ゲームプランナー、プロデューサーになることもできます。
Web業界であれば、WebプログラマーからWebマーケティングの世界に移ることもできます。
入り口はプログラマーであったとしても、プログラマーからのキャリアは複数の選択肢が用意されているのです。
「エンジニアになる」ということは、「IT業界の中に入る」ということです。
この果てしないIT業界の中で何をしていくかは自分次第でどうにでもなるのです。
ですので今の段階でエンジニア自体に見切りをつけてしまうのはもったいないです。
最初はプログラマーとして頑張りつつ、今後のキャリアを考えてみてもいいんじゃないかなと思います。
求人情報・転職サイトdodaを見てみても、実にたくさんの職種があります。
どんな職種があるのか、見てみると良いでしょう。
引用:dodaの職種一覧 |転職ならdoda(デューダ)https://doda.jp/kyujin/shokushu/
まとめ
- 向き不向きは考えなくていい
- 今の職場が合っていないだけかもしれない
- 自分の適性に合ったキャリアを作ることができます
いかがでしたでしょうか?
もしあなたがまだエンジニアとして1年、2年ぐらいのキャリアなのであれば、
もしくはエンジニアになろうと勉強中なのであれば、なかなか先のことまで想像することは難しいかもしれません。
しかし、エンジニアの世界には色んな可能性が詰まっています。
諦めるのであれば、改めて「なぜエンジニアになりたいと思ったのか?」を振り返り、辞めても後悔しないかを考えてみると良いでしょう。
頑張ってくださいね(^^)
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