こんにちは、フリーランスエンジニアのサカイです。
エンジニアとして「英語を学びたい!」
と思うことはちょいちょいあると思いますが、、、
なかなかエンジニアの英語を教えてくれる本ってないんですよね。。
巷には簡単な英会話の本なら山ほどあります。
でも、
そんなフラストレーションがたまっていた時に出会ったのがこの本です
読んだ感想は一言。
「こういう本が欲しかったんだよ。。ありがとうございます。。」
今回は僕がこの本を読んで具体的によかった点をご紹介したいと思います。
1.エンジニアの実践的な英語を学ぶ本

この本の著者である板垣政樹さんは
米国Microsoftのシニアプロジェクトマネージャーの方です。
つまり現場の英語を知っている方です。
板垣さん曰く、
そして非ネイティブが話す英語というのは
簡単な動作によって構成されているということなんですね。
つまり現場における英語のハードルは下がってきていると、、、。
たしかに僕が経験してきただけでも、海外のエンジニアといえば
中国、インド、ベトナムの方々がほとんどで
英語ネイティブの方とは関わったことがありません。
現場によって違いはあるのでしょうが、
非ネイティブの方が多いのは僕も感じるところですね。
「IT現場の6割は基本動詞で成り立っている」
参照元:『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』
板垣さんが現場でよく使う動詞をメールなどから調べてみたところ、
以下の動詞だったそうです。
海外のIT現場でよく使われる動詞トップ30
1 Be動詞 11 find 21 start 2 have 12 make 22 share 3 do 13 look 23 create 4 use 14 let 24 go 5 get 15 want 25 include 6 file 16 set 26 take 7 see 17 think 27 run 8 send 18 help 28 try 9 know 19 add 29 fix 10 work 20 need 30 require 参照元:『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』
これらの動詞って、中学の時に習ったものがほとんどですよね?
実は難しい英語を覚えなくても、現場の英語はできてしまうんですね。
さらにエンジニアの専門用語って
もともと英語のまま使っていることが多いじゃないですか?
file, document, computer, software, security, update、、、
もうあげたらきりがないですよね。
用語はもともと知っていて、
あとは中学のときに習った動詞を現場でどう使うかがわかればいいわけですから、
エンジニアの現場英語を覚えるのは
テーマの広い日常会話を覚えるよりハードルが低いでしょう。
この本は現場でよく使う30個の基本動詞の使い方を教えてくれる本です。
たとえば「have」って中学では
人が主語のパターンぐらいしか習わないですよね?
でもhaveには「ある、いる」みたいな使い方もできて、
This project has three phases.
このプロジェクトには3つの局面がある参照元:『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』
のような使い方もできるわけです。
このように簡単な基本動詞の使い方を覚えておくと、
あれこれ色んな英語表現を覚える必要がなくなります。
たくさんの英単語、英語表現を覚えるより、
知っている単語の使い方を増やしていった方が圧倒的に習得は簡単です。
さらにこの本では動詞ごとに動詞のイメージ図が載っているので、
1つ1つの動詞のイメージが捉えやすいです。
動詞をイメージで捉えることによって、
感覚的に動詞を使えるようになるわけです。
2.この本で音読するとワクワクしますよ!
この本には現場の英語表現が詰まっているので、
読むだけでなく、音読してみることをおすすめします。
個人的な感想ですが、音読しているとなんかワクワクします。
When I ran this program, I got an error.
このプログラムを走らせたらエラーが出ました。参照元:『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』
おぉーっ、エンジニアっぽい英語だ、、なんか嬉しい!ワクワクする!
エンジニアとして英語を勉強するときに身が入らない理由の1つは
頭のどこかで「こんな表現ほんとうに使うのかなー?」って思うことですよね。
使うかどうかもわからない、
そして興味もない英語表現を覚えるのは苦痛でしかありません。
でも実践的な英語であれば身も入りますし、
内容自体に興味があるので嫌になることもありません。
さいごに
ここまでエンジニアの英語に特化した本って、なかなかないんじゃないかと思います。
もしあなたがエンジニアとして現場の英語を覚えたいと思っているなら、
マストで必要な1冊ですね。
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