こんにちは、フリーランスエンジニアのサカイです。
今回はエンジニアにとってのコミュニケーションについて
僕の経験から気付いたことをシェアしたいと思います。
エンジニアの中には
「自分はコミュ障だからエンジニアに向いていない」
という方がいますが、決してそんな事はありません。
もちろんコミュニケーション力が高いに越した事はありませんが、
「自分はコミュ障だから」といって、必要以上に自分を下げる必要もないのです。
そもそも「エンジニアにとってのコミュニケーション力」を
理解できていない場合もあります。
「自分はコミュ障だ」と思っている人が
実はエンジニアとしてのコミュニケーション力は十分にある場合も結構あるのです。
今回の記事でエンジニアにとってのコミュニケーションを
整理してみたいと思います。
1.コミュ障とエンジニアの能力は関係ない
そもそもコミュ障って何でしょうか?
試しに「コミュ障とは」でググってみると、
実は明確な定義はないという事に気付きます。
「人と話すのが苦手」というざっくりとした定義を
個人個人でそれぞれに解釈を変えて使っている感じでしょう。
で、僕の経験上改めて思うのが
「コミュ障とエンジニアの能力は関係ない」って事です。
- 人見知り
- 雑談が苦手
- 飲み会が苦痛
- 流暢に話せない
- 女性の前だと挙動不審になる
すべてエンジニアの仕事には関係ありません。
前述しましたができるに越した事はありません。
まわりの人と仲良く話せたり、顧客との距離を縮めたり、
流暢に話せたりすれば、それだけプラスに働く事はあります。
でもできないからといって「エンジニアとして能力が低い」とは
思う必要がないんですね。
現場にもよりますが、エンジニアの仕事は
基本的に一日中机に向かっている事がほとんどです。
コミュニケーションの手段は
- メール
- チャットツール(slackなど)
- 進捗管理ツール(redmineなど)
もしあなたが会話のコミュニケーションばかりの現場にいて悩んでいるのであれば、
現場を変えるだけで解決する場合があります。
「自分がコミュ障」と言っている人は、実は
文章によるコミュニケーションは全く問題ない場合があります。
これは本当に良く感じる事です。
- 聞いた事を理解する力
- 自分の考えをまとめる力
ただそれを反射的に声に出す事だけが苦手ななんです。
そして実は会話においても別に問題ない人もいます。
声のトーンは暗めで、流暢に話さなくても、
話す内容は的確で、明確な事を話している。
そういうエンジニアさんはたくさんいます。
エンジニアの会話は別に流暢に話す必要も無ければ、
明るく話す必要もありません。
出来るに越した事はありませんが、絶対条件ではありません。
逆にベラベラと明るく流暢に話しているのに
ずれた事ばかり言う人の方がイラっとしますしね。
もしあなたが「自分はコミュ障」だと悩んでいるなら
一度自分のコミュニケーションの「できる」「できない」を
振り返ってみる事をおススメします。
全てができないわけではないはずです。実はできている事があるんです。
飲み会が苦手でも、女性の前で挙動不審になっても、
エンジニアの能力には何も関係がありません。
「一般的なコミュニケーション」と「エンジニアのコミュニケーション」を
分けて考えてみましょう
2.コミュ障でも会話は十分成立する
コミュ障だからと言って、エンジニアの会話ができないかというと
決してそんな事はありません。
なぜかと言うと、エンジニアの会話にはパターンがあるからです。
先ほどお伝えした通り、エンジニアは基本的に
会話でのコミュニケーションを行いません。
会話のコミュニケーションが発生する時間が限られています。
現場にもよりますが
- スケジュールや進捗の事
- 仕様に関する話
- レビュー
こういった時間に行われる会話にはパターンがあります。
注意して聞いてみて下さい。
いつもだいたい同じような会話をしていませんか?
そしていつもだいたい同じような質問を受けたりしませんか?
なのでそのパターンを理解してしまえば、
あとは必要な情報を用意しておけば良いだけなんです。
基本的には、
「結論→理由」という流れで話せるようにしておけば、
だいたいの会話は問題ありません。
「○○です。なぜなら□□だからです。」
この◯と□を埋められるように情報を整理しておけばOKです。
あとは現場にいるコミュニケーション力高めの人の
会話パターンをパクる事ですね。
コミュニケーション力が高い人も
結構パターンに当てはめて話しているに過ぎなかったりしますので。
式やパターンにあてはめて情報を整理するというアプローチは
エンジニアの思考回路にあった対策なので、やりやすいと思います。
もしよかったら一度やってみて下さい(^^)
最後に
コミュ障と思っていても実はエンジニアとしてのスキルには関係なかったり、
コツがわかれば十分会話が成立するんですよね。
少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
それでは、快適なエンジニアライフを!
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